肌だけでなく地球にも優しいそうじのウラワザ

忙しくてなかなか部屋のそうじが行き届かないとき、週末や月末にまとめてキレイに片付けるという方は多いと思います。掃除機で思いっきりガーガーとホコリを吸って、シュッと一回スプレーしただけでぴかぴかになる住居用洗剤を使って……こびりついた汚れもたまっていたチリもあっという間にきれいになりますよね。でも、よく考えてみてください。そんなに簡単に汚れが落ちる洗剤……どれだけ強力な薬剤なんだろうって、気になりませんか? 普通のせっけんでも、洗浄力が強すぎるとお肌がガサガサになってしまうように、そうじ用の洗剤だって洗浄力が強すぎる商品は考えもの。知らず知らずに指先が荒れていたり、空気中に散った薬剤を吸い込んでいたり、小さいお子さんがいるおうちでは洗剤を使って拭いたあとの家具や床を、赤ちゃんがなめてしまう可能性もありますよね。それに、人間に強い影響を及ぼすような薬剤が排水に流れれば、もちろん、川や海、地球全体にとってだって嬉しいわけがありません。掃除機に洗剤は使用しませんが、それだってたくさんの電気を使うもの。なるべく使用は控えたいものですよね。
 そうなると、重曹や酢、最近ではセスキ炭酸ソーダなどがエコそうじの定番として使われていますが、実は身近にそうじに再利用できるものって、意外にたくさんあるんですよ。
 たとえば精米したあとに残る米ぬか。ガーゼで包んで成分をもみだした水で拭きそうじをすれば、フローリングにも家具にも見事なツヤが出ます。期限切れの牛乳でも同様に、含まれる脂肪分がぴかぴかの輝きをもたらしてくれます。
 野菜の尻尾はシンクを磨くのに適しています。飲み残して気が抜けた炭酸は窓拭きや鏡を磨くのに最適。茶殻をまいてから掃き掃除をするとホコリを全てからめとってくれますし、卵のカラは砕いて、ペットボトルや水筒など、細い容器の底の洗いに役立ちます。変わったところでは、灰をお湯でこしたもの。一晩かけてじっくりこすだけで万能の洗剤ができてしまうので、スプレーに常備しておき、ガス台など油汚れのひどい場所にひとふきすれば、さっと汚れが落とせます。
 毎日少しずつでもそうじを心がけて汚れをためないようにするのが一番いいのですが……さまざまなそうじ方法を探してみるのも実験みたいで楽しいもの。手荒れに悩んでいる人も、自然なそうじ方法をいろいろ試してみてくださいね。

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